剣道の賞金大会

賞金を懸けた剣道大会を開く為のクラウドファンディングを発見しました。

camp-fire.jp

オーマイガー!!

 

「プロの剣道家」とありますが、試合で賞金を稼ぐ事を生業とするのであれば、ハッキリ言って現状では絶対無理です。

 

剣道の試合において、最大の問題点は、「審判の公平性」が全く担保されていないという点です。

剣道の最高段位は現在八段ですが、八段の大先生が傍から見ても、試合場内にいる審判の一本の基準が分からない試合も多々あります。

 

また、「いちに会」という剣道のコミュニティサイトがありますが、

ここの掲示板には、大きな大会の後は、(管理人の方に即削除されるのですが、)必ずと言って良いほど審判批判で溢れ返ります。

 

昔、ある県の剣道連盟が、県高校総体前に「公平無私な審判を行うように!」と注意喚起した事もありました。

また、インターハイ個人戦という大舞台で、何本も取っていてもおかしくない方の選手が負け、勝った方の監督が、負けた方の監督と選手に謝りに来た事もありましたね。

 

今も昔も、審判の1本に対する判定は、後から文句を言われても絶対に覆る事なく、何の検証もされる事なく、何のペナルティもないので思うがままに旗上げが出来き、私情判定の温床になってしまうのです。

審判も人間ですから、忖度や嫉妬・妬みが出てしまうのも理解は出来ますが、本当に私情丸出しで審判するのが常になってしまっている方には困ったもんです。試合する前からどちらが勝つか分かりますからね・・・

このように試合そのものに、重大な問題を抱えている剣道で、「プロの剣道家」なんて申し訳ないのですが本当に笑ってしまいます。

 

でも、自己鍛錬や自己陶酔で剣道をするのもありだし、純粋に地稽古で剣道を楽しむのもありだと思います。

現状では、趣味の世界から抜け出す事は不可能だと言う事です。

 

本当に「プロの剣道家」の道を開きたいのであれば、「テレビで放送できる競技」に変えなければ絶対駄目です。解説者が「打突の機会が良ければ何でも1本です!!」とか「〇△選手は剣道界のサラブレッドだから旗が軽いんです!!」では視聴者は納得しませんからね。

 

しかし、この審判問題が解決出来れば、必ずテレビ局は飛び付きます!!

カーレースのようにドライバー目線の迫力ある映像を剣道に応用すれば、視聴者を釘付けにする事間違いなし!!

プロリーグだって夢ではない!!

 

老婆心ながら応援してます。

頑張れ!!